これが 親孝行になるのかなと思った日
いきなりですが、私の父です。笑っ
開業して3年がたち
初めての店でカット。
記念すべき初カットですが
耳毛が気になる!と電話が来て
耳毛メインでカットに来ましたwww
ポニーテールは、昔からのトレードマークです。
そんな父は、舞台の裏方(主に照明)してます。
会えばいつも仕事の話になります。
根っからの仕事人間です。
もしくは飲兵衛w
鹿児島の舞台業界では
名が知れてる方だと思います。
『あなたのお父さんすごいんだよ~!』
って、言われたりしますが
普段は、ただの飲兵衛ですwww
この日も朝方まで飲んでたとか??w
そんな父ももう64か65。
美容室に勤務する前は、
10年ほど舞台の仕事を手伝ってたので
4年ほど前に【継いで欲しい】と言われました
滅多に電話しない親子ですから
夜遅くに電話がきたので
よっぽど思い込んでたのでしょう。
しかし、美容室開業を決めたばかりの時期だったので、丁重にお断りしました。
父の作るステージの色は、
娘の私から見てもすごいな、、、と、思うよりも、父が作る照明しか見たことがなかったのでそのレベルが当たり前だと思ってたので、父の元を離れて、地方のイベントなど見ると
【え?こんなんでいいの?】
という感情に陥ります。
父ももう年ですから、ステージの音、リズム、雰囲気を壊さない感覚を誰かに承継していきたいはず。
でもなかなか若手に【感覚】まで伝えられないもどかしさがあるようでした。
まさに今、私が腕や腰の筋力が衰える前に私のシャンプーのタッチを誰かに引き継いで欲しいけど
この感覚は、沢山の人に触れなきゃわからない感覚。これは言葉ではなかなか教えられない。
そんな絶妙な部分が、リンクする。
そして、男性と女性では見えてる(区別できる)色の数が違うんだとか。
中には、やはり秀でてる方もいらっしゃいますが。
父の色を見極める、作るその感覚は
誰よりもかなり研ぎ澄まされたものなんだろうなと
今となっては尊敬します。
そして父の仕事は
ステージを綺麗に照明で照らすというより
ステージに立つ演者が、ストーリーが
より引き立つ明かりを作る人です。
そんなステージを作れる人たち
支える人たちが増えたらいいなと
跡継ぎを拒んだ私が、唯一願う事です。
ネットや動画だけではなく
自分の子どもにも
色んな物や場所を
自分の目で見て 体で感じて
それを自分のスタイルで表現できる力を
一緒に身に付けていきたいと思った
父の耳毛カットデビューでした。笑っ
ラストスパート頑張ります‼
Love&Smile
0コメント